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【ETC】大口多頻度割引制度の問題点

2月頃にパニックか!?

08-12-19 17:46 配信

写真のETCカードをご覧になったことがあるだろうか?なんか自分のカードと違う?と思われた方は一般のクレジットカード会社発行ETCカードを利用しているからだとおもう。

写真のカードは現在NEXCOが行っている【大口多頻度割引制度】専用のカードで、月間利用額に応じて割引が適用になる。事業協同組合等を通じて運送会社など高速を大口で多頻度に利用する方に発行されているカードで、このカード以外では大口多頻度割引制度は利用できない。
制度自体は中小運送会社にとって必要なもので、よいと思うのだが・・・





実はこの制度とETCそのものを崩壊させるような事態が発生している。



ーーー以下 問題点ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 高速道路大口多頻度割引制度について、この割引制度が考案・実施されたのは平成17年4月1日であり、現在のような高速道路の割引は想定されていませんでした。


 


この大口多頻度割引制度を利用するには、NEXCOにカードの発行を依頼しそのカードでETC通行することが必要です。


 


NEXCOのカード発行条件は毎月の利用金額の4倍を保証金としてNEXCOに預け入れることが必要です。しかしながら多くの中小運送業者は高額になる保証金の預け入れができないため保証金を立替えてくれる事業協同組合を通じてカードの申込みをしています。


 


事業協同組合は運送事業者の保証金を立替えてカードをNEXCOに依頼。NEXCOは事業協同組合にカードを発行し、事業協同組合はNEXCOからカード発行を受け運送事業者へ貸与しています。


 


 


事業協同組合はカード発行に責任を負うだけでなく、運送事業者へのカード利用明細書の発行などの事務、カードの利用代金についてもNEXCOに責任を負っています。


 


事業協同組合はNEXCOから月間利用額の10%を契約者単位割引という形で受けることができます。この10%が事業協同組合の利益であり、運営資金となります。(一部は組合員へ還元される)しかし、この10%を受けるには月間500万円以上の利用、カード1枚の平均利用金額30000円以上となること。が条件となっています。


 


■事業協同組合のカード1枚当たり平均利用金額の現状


平成17年4月大口多頻度割引制度スタート時には約40000円の平均単価、その後多くの割引制度が実施され(別紙)カード1枚当たりの平均利用金額は減少し35000円程度、今年に入ってからの原油高による燃料費の高騰で運送業者は40%割引になる夜間通行に集中したため平均単価は32000円程度まで下がっています。今回の追加割引で夜間割引が40%→50%さらに夜間だけでなく終日50%になると30000円の平均単価の維持は大変困難になります。


 


■事業協同組合が平均利用単価30000円を切った場合に考えられる影響


事業協同組合は前述した契約者単位割引10%をNEXCOから受けることができなくなります。


・事業協同組合は経営資金を失います。


 


・事業協同組合からNEXCOへの支払が滞ると2週間後に事業協同組合の管理する全て


のカードが利用停止されます。


 


・利用停止は組合に通知され、組合員には通知されないため突然ETCゲートが開かな


くなり事故のおそれがあります。一度に停止されるカード枚数は数千枚が予想され


るので、大事故に発展する可能性もあります。


 


・カードを失った運送業者は翌月から現金払いとなります(ETC走行できないので全


ての割引が適用されません)


 


・運送会社はVISAなど一般クレジットカード会社にETCカードを申し込むことになり


ますが、一般カード会社は運送業者に対する与信が大変厳しく、車両を100台所有し


ていてもETCカードは1枚〜2枚しか発行されないケースや中小運送ではカード発行


不可のケースもあります。


 


(提案)大口多頻度割引制度はほとんどの中小運送業者が利用している制度です。この制度の崩壊は中小運送業者にとって死活問題です。また、NEXCOは料金回収リスク・カード管理にかかる膨大な費用を事業協同組合に負わせることができる有効な制度であります。高速道路を最も利用する運送業者の通行実態を無視した割引は心配です。この制度を生かし、混乱を回避するために平均利用単価30000円の縛りを一時的にでも廃止すべきと考えます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



多くの協同組合からこのような嘆願書が国土交通省や代議士に提出されている。



要するに、カード1枚あたりの最低利用金額を割ってしまうと、カード管理している組合が立ち行かなくなり、カードの回収をする。主な利用者は中小運送会社で、クレジットカード会社からのカード発行がままならない。従って、ETCカードを持たない運送車両が増大。ETCに係る割引が全く受けられずに現金払いとなるため、会社が持たなくなる。ということらしい。



既にその兆候は現れており、先月、今月でNEXCOにカード1000枚以上を返却したという組合がいくつかある。この傾向はまだまだ続いている。高速道路通行料金の落ち込む1月・2月を組合が乗り切れなければ、2月末に急に使えなくなるETCカードが出てくる。非常に危険で、どうにか改善できないであろうか?中小運送会社をこれ以上苦しめてはいけない。



やまと新聞社では複数の代議士にこの内容を報告し、改善策検討をしています。

ぜひ皆さんのご意見をお聞かせください。








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1.協同組合 ネットワークサービス 08-12-24 12:12:17 評価:★★★★★

協同組合ネットワークサービスです。ETC大口多頻度割引制度についての記事をありがとうございます。まさに今直面している問題です。このままでは組合事業として成り立たないだけでなく、ETCそのものが崩壊するというのも納得です。今後の進展なども記事にしていただけるのでしょうか?よろしくお願い致します。


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