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【口蹄疫】これが地元の声だ

江藤議員に寄せられた声

10-05-20 23:37 配信

江藤拓衆議院議員が地元宮崎で農家や直接聞いた声と現場から届けられたメッセージ
「これが現実」
外遊し選挙応援を第一にした農林水産大臣、本会議に出席しない鳩山総理はこの現実に目を向けているのか。
江藤拓議員OFFICIAL WEBでは募金活動を行っています。


牛(繁殖・肥育)

●都農街の瓜生(ウリュウ)地区には、半径1km以内に60の牧場がある。
●出荷停止となった農家の不安を解消する為には、一時給付金の様なものが求められている。
●発生県・市町村に裁量権のある予算を付けてほしい。
●災害救助法の適用が現場では強く求められている。口蹄疫は災害であり、被害者生活再建支援法の適用はできないのかという声あり。
●JAは、既に多額の借り入れがあっても緊急事態という意識を持ってほぼ全ての要望に応えている。何らかの国のバックアップがなければJAが危なくなる事も考えられる。
●現行の家畜伝染病予防法では、殺処分した内の評価額の患畜は1/3、疑似患畜は4/5となっているが、全額補填でなければ再建は不可能。
●肥育農家は共済に入っていない場合も多い。多頭飼育の場合その傾向が強く見られる。
●進学の時期にちょうど当たり、ある農家では23日からの競りで6頭の出荷を予定しており、その収入でトラクターのローンの支払いや子供の入学金を支払おうとしていたが途方に暮れている。
●4月末には、消費税の支払い期限となっているが、支払い猶予措置が強く求められている。
●川南の7番目の安愚楽牧場の埋設地については、川南町が努力して半径500m範囲内に約3町歩を確保。  1・茶畑(持ち主の家族が安愚楽牧場に勤めている)  2・ジャガイモ畑(26日より試掘をはじめた)  3・ジャガイモ畑(収穫予定であったお茶やジャガイモへの補償も必要である。
●クレンテ(牛そのものにかける消毒薬)が届いたのが4月29日。消石灰が届いたのが4月30日。ビルコンSは支給無し(連休後でないと調達できないという返事)。消毒薬  は町が単独で調達した分と経済連、畜産協会からのものであり、国からの消毒薬の支給は全く無し。
●現在種付けは中止されている。これが一ヶ月続けば県内で約3000頭数の生産が止まる事になる。1頭38蔓延とした場合、11億5000万円の損失となる。
●粗飼料の確保に力を入れるべき。国産100%にすべきか。なぜ口蹄疫発生国である中国から稲わらを入れ続けたのか稲わらが急激に不足している。わら業者が倉庫を閉鎖。 運送業者が川南都農に入るのをいやがっている。
●畜産農家の推肥は、これまで収入源のひとつとなっていた。これに対する補償も求められている。

酪農
●妊娠6ヶ月の乳牛を購入した場合、一頭50蔓延を超える。それから搾乳出来るようになるため4ヶ月かかる。最短でも全頭処分した酪農家は、8ヶ月以上は無収入となる。  休業補償が必要。搾取後もそれが酪農家に支払われるのは1ヶ月半後。
●融資で再建をしろなどというのはふざけている。今も借金を抱えている。再建の為の融資は国が全額みてくれなければ不可能。それでも「こんな辛い思いをするくらいなら  もうやめたい」という声あり。
●川南の発生農家は若い後継者が育っており、歯を食いしばって頑張っている。
●自殺者を出さない事が現場での最も大きな活動目標となっている。事態は日に日に深刻さを深めている。


●電圧を上げて殺処分を試みたが、ショートして極めて危険。中には埋却地で蘇生するものも見られる。
●豚は豚舎に見慣れない人が入ってくると、けたたましい鳴き声を上げて暴れる。それを捕まえて獣医師が薬殺を行っているが、獣医師も精神的に完全に参ってしまっている。
●周辺の家々からは、永遠と続く豚の悲鳴にノイローゼになりそうだ、という声がある。
●6産以上は。評価ゼロ、後産は1万円。更新のために廃豚としてだしても2万円以上するのでおかしい。母豚の購入費約8万円かかる。
●ある養豚農家の例、母豚400頭は川南町では中規模、えさ代が2,250万円/月。月の出荷頭数800頭。  と畜料などを引くと一頭あたりの手取りは2.7万円。2.7万円×800=2,160万円つまり赤字。  75kg(枝肉重量)×400円/kg=3万円 と畜料3,000円/頭 この農家の昨年の収支は売り上げが3億円以上あるにもかかわらず、利益率は1%未満であった。
●委員会質疑のなかで、豚肉の値段も安定しており風評被害はないと何度も言われるが、発生農家など、出荷出来ない農家の心情を考えれば、そのような事は言ってほしくない。
●労災保険の支払い期限が5月に来る。
●JAは、資金対応が早い。一般金融期間はなかなか貸してくれない。現在も種付けは続いている。
●尾鈴地区は後継者が育っており、この状況の下で事業継承するのであれば、極めて償還期間の長い制度資金の設立が必要。
●死亡豚、後産などの処理ができず、施設のある者は冷凍庫に入れているが、後4〜5日が限界。無い者は排泄物と一緒に野積みしており、腐敗が進んでいる。
●大貫物を85kg以上と対策では規定しているが、市場では80kgから価格が下落する傾向にあり、80kg以下への変更が求められている。更に11,000円/頭では当該物を勘定した  場合、8割の補填にも届かず、金額的に不十分。
●和歌山県のある業者が、豚の取引を断ってきた。


農協(融資)
●ゼロ金利で無審査にて生活費や経営を継続するための資金を貸し付けている。
●国が用意した100億の融資に頼る人は現時点ではいない。終息後、この融資の条件が更に長期になるなど、条件が改善されれば使う方もいるだろう。
●農協の貸し付け金については、宮崎県農業信用基金協会が8割程度の補償をしているが、債務を農協から基金協会に映した場合、全産の処分が条件となる。つまり離農しなければ  ならない。宮崎県農業信用基金協会が代位弁済を行うわけである。金額が膨らめば県の協会では受けきれず、全国農業信用基金協会が受ける事になる。
●農協としては、再建のために最低でも畜舎、土地は残したい。
●全頭殺処分なら、裸同然であり、補償や融資を受けても再起などは不可能となる。
●特段の配慮が必要だと考える。ましてや全て農協がかぶれば、あっという間に尾鈴農協は破綻してしまう。借金の無い農家もあるが、それでもえさ代は3ヶ月払いなので、  4ヶ月分は未払いとして残っている。これに対する国の補填がかかせない。

埋却
●川南町では埋却地に概ねのめどが付いた(5月13日までの発生時点)
●国有地を提供するというが、防風林は少し掘れば石や水が出る。埋却処分を決断したとしても、漁業者の理解を得る事は不可能。川南町漁協では、数日前理事が集まり、沿岸沿いの  風防林への埋却は絶対に認められないと、町に申し入れをした。
●国有林については基本的に岩山で、木を切り、林道を拡幅し、搬入出来るようになるまではかなりの時間を要し、全く非現実的。さらにこれらの国有林は児湯地区の水源地となっている。
●埋却地は発生農家が確保しなくてはならないが、農地を近隣で見つける事自体が困難であり、見つけても購入資金が無いケースも多々見られる。埋却場所が見当たらず家保は一週間  程度飼い続けて下さいという。その場合、飼い続けるにしてもえさの搬入は困難。
●殺処分して密閉できる大型輸送保冷コンテナに入れて飛散を防ぎたいという希望が出ている。博多、北九州には20〜40フィートの冷凍コンテナがあり、ウィルスの飛散と殺処分  した家畜の腐敗を防ぐためにも極めて有効である。
●処理を発生順番にこだわるのはおかしい。やれる所からやるべき。
●ユンボのオペレーターは建設業者の方が要請を受けてやってくれている。前に入れた豚は腐敗して溶け、新しく入れると下の豚が飛び出してきて、腹が破裂し内蔵が飛び散る。  電殺で死にきれなかった豚は、はい上がろうとし、ユンボで押さえつけて殺す。オペレーターも精神的に限界。
●ウインドレス等の大規模養豚経営においては、炭素ガスによる殺処分を要請したが、当初は前例がないと拒絶された。しかしその後、殺処分を行う事となったが、豚の搬出には選果場の荷物を運ぶトレーラーを使用したので、比較的スピーディーな処理が出来た。しかしながら、当然それらの選果場の資材は今後使えない。それらについても補填が求められている。
●埋却地の後処理については、再び農地へ戻す事は現実的に乏しい。国が買い上げて公園化するなどの対策が求められている。
●埋却すれば、優良農地がつぶれ地下水源や周辺河川への影響が懸念されている。
●埋却には5m掘らなければならないが、地下水が高い所は使えない。山手であれば水源の問題にぶつかる。
●10年前北海道では埋却地で爆発事故が起きた。自殺者も出た。
●へい獣の処理に困っている。搬出出来ないために野外で石灰をかけてビニールをかけ放置しているが、腐敗が進んでいる。腐敗した場合、処理費は3倍を請求される。

その他
●消石灰が強風にあおられ路地野菜に悪影響を与えている。
●ハザードマップのような物の作成をすべき。いざ発生したら消毒ポイントはどこに置くか事前に決めておくべきだ。必要な消毒液は鹿児島県が独自に2カ所備蓄ステーションを  設置しているが、全国にその規模に応じて国の責任で備蓄ステーションの整理を急ぐべき。
●政治主導とは、政治家が最終的な責任を負うという事であって、官僚の活動を逐一監視する事ではない。
●市場再開後の問題として、出荷した子牛が値下がりする事が予想される上、その間えさ代もかかっている。生産者に渡る形で国/県/市町村/経済連/農協等で十分な協議を行い、  一頭あたり20万円は付けてほしいという要望が強い。(これまでは、それぞれが連携を取らずにバラバラに対応してきた事への反省)
●大型になると通常一代のトラックに28頭前後つめるものが、20頭強しか積めない事が予想される。購買者はその分トラックの台数を増やす必要性にも迫られる事から、購買者  への輸送費助成が求められている。
●4月22日の農水委員会では10年前に市場に対して100万円の市場対策費を配った事について「到底国民の理解は得られない」と赤松大臣は答弁したが、前回以上の市場対策費が  必要である。
●現在、畜産農家は精神的に追いつめられており、子供を発生農家に近い小学校に行かせたくないという声や、家庭訪問も断る例も出ている。
●地域経済への影響も深刻である。商店街からは一足が離れ、名物であった軽トラ市も中止になった。飲食店は5月の節句等のお祝い事や、会合が軒並みキャンセルとなり大きな打撃を  受けている。宮崎産の花の苗が出荷先から返品される事態が起こっている。
●えびの市に発生したという事になるとただでさえ足りない獣医師がさらに分散する事になり、さらなる他県からの応援が必要。
●宮崎県では、畜産が農業の59%を占め、直接関連産業、雇用の問題にもつながる。
●10年前は、翌日の朝には対策費の総額と地元を安心させるだけのメッセージが届いていた。今回は心のケアが出来ていない。
●なぜ10年前、感染経路、原因の解明が出来なかったのかと批判の声。今後は日本国だけでなくアジア各国とも連携した原因の究明蔓延の防止予防策を検討すべき。
●10年前の様な対策がとれればこのような事にはなっていなかった。ビルコンSは、炭酸ソーダ等のアルカリ性の物と併用すると効果無しと説明書にあったが、これは畜産農家が  気がついた事であって、行政からの指導は全くなかった。尾鈴農協は全ての畜舎について23日から消毒を始め、感染防止のために鳥侵入防止用のネットを張った。
●情報の管理が極めてずさん。現場に的確な情報が届かないばかりか、他県の生産者、購買者から「農林省からの情報だ」という事で、極めて具体的な問い合わせがあり、現場は更に  混乱している。

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1.こころのままに 10-05-21 17:05:58 評価:★★★★★

はじめまして。

数か月前に今の日本の現状(とくにマスメディアの現状)を知り、愕然とし、同じ時期にこの新聞を知り、希望がもてました。

宮崎の地元の声に大変感銘を受けました。

今日本の人が一番知っておくべきことは、
本当の宮崎の現状と地元の方の声だと思います。

もしできるのであれば、この地元の声について、拡散させていただきたいと思っているのですが、可能でしょうか?


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